純粋な行動に心温まる思い
2020年06月30日
未だ収束の気配がない新型コロナウイルス。
東京都では、4日連続で感染者数50名を超えるというと報道されています。検査数を増やしているからということだと思いますが、それでも数だけ見ると、不安な気持ちはまだまだぬぐい切れないというところです。
そんな中、昨夕、心温まるニュースをテレビで観ました。
北九州市の小学6年生の男の子3人が迷子になっていた女の子を交番まで連れて行ってあげたというニュースです。警察署から感謝状を授与される映像が流れていました。男の子の一人がインタビューにこう答えていました。
「人形を抱っこして泣いている女の子を見つけて声をかけた」と。
その2日後、また同じ女の子が迷子になって泣いていたのを見つけて、すぐにまた交番に届けたとのことでした。
(なぜ2回も?!?!という疑問は残りますが・・・)
この3人の行動、普通のことなのかもしれませんが、何故か、妙に心温まる気持ちになりました。
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この度のコロナ渦で、「蜜」を避けることが推奨されています。極力、人と人との接触を避けることが呼びかけられています。物理的な接触は感染予防の視点から実施すべきことなのですが、結果として、人と人とのコミュニケーション、人への思いやり行動も希薄になってきてしまうのでは…という潜在的な私の思いから、「心温まる気持ち」になったのかもしれません。
困っている人がいたら、近くにいって「どうしたの?」と声をかける、相手が心配だから声をかけるという当たり前の行動が、「知らない人だから近づくのはやめておこう」という極端に正反対な行動にもなりかねないのでは…とも思ったりしました。
非接触行動が、気持ちも非接触になってしまう…。
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新しい生活様式を取り入れつつも、人を思いやる気持ち、相手を気にする気持ち、相手を心配する気持ちはこれまでどおり、もしかしたらこれまで以上に持ち続け、新たな行動様式を作っていく必要もあるのかなと。
考えさせてくれた”小学6年生3人組くんたち”でした。