なぜ、今も勉強したいのか…
2022年01月10日
私は勉強することが結構好きなほうだと思います。
今もいろんなことを吸収したいと思っています。
ただ、それは好きということが大前提ではあるものの、何のために勉強しているのかを考えることはありませんでした。
今日、ある方とお話する機会があり、「何のために」に気づきました。
その方とお話していて、お互いのこれまでの自分自身のキャリアのことを話しました。
気付くと、3時間。
話しているうちに、価値観が同じだったからこそ、これだけの時間を知らず知らず私も話していたのだと思います。
※ちなみに、私は「価値観が違う」ということを言いたいときは、「大事にしていることの違い」と言い換えています。
「価値観が違う」という相手に言ってしまうと、そこで相手との関係性は断絶してしまうので、「お互い大事にしていることは違いますもんね。それをお互いに大事にしつつ、これからどうするか考えてみませんか?」という風にです。
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あ、話は戻って…
会話の中で、私自身のこれまでのキャリア(というか、どうしてこの仕事をするにようになったのか他)から、その合間で勉強もしてきたな‥と振り返ることがありました。
「勉強しなければ!」と思った大きな転機は2つありました。
①当時「人事アドバイザー」を名乗るならば、人事の仕事を自分なりの定義を作り、体系だったことを提供しなければ病院、施設に失礼だ!
ということから、40歳で大学院で人事を学びたいという思いから、法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科の1年制で学んだ(2年間プログラムを1年間で学ぶコースです)。
②現在、人事は「ひと(人)のこと(事)」ということを考えると、ひと(人)の気持ちを学問的にもっと知っておきたく、通信ですが心理学の学部で学んでいる。
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母子家庭で娘を育てながらも、自分の勉強に投資してきました。
(お金が貯まらない(笑)
それは、もちろん勉強は自分のためのいわゆる「自己啓発」ではありますが、私が勉強する理由の”根っこ”は、「困っているから、どうしたらいい」というお声がかかった方たちに”最・最・最適なお応え”をしたいからだ!ということに気づきました。
「自分のために勉強している」は、結果として「自分を必要としてくださる方がいたときに役に立てるため」ということでした。
経験に勝るものはなし。一方で、経験したことを体系化しておかなければ、付け焼刃的なお応えしかできません。だからこそ、勉強することで知識を得て、これまでの経験を照らし合わせ、知恵をもって解決策を提案する。
「こうありたい」と思う今日の素敵なおしゃべりタイムでした(^^)