人事評価と通信簿、どっちも「評価」なのにね・・・(人事評価シリーズ1)
2018年07月21日
人事評価を好きな人、いますか?
あまり好まれる制度ではないですよね。
そもそも「人事」ということばそのものが、だれしもナーバスになることば。
そこに「評価」ということばが後ろにつくわけですから・・・尚更です(^_^;
評価結果に納得いかないことがある訳ですから・・・
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でも、学校でもらった通信簿も「評価」なんですよね。
通信簿(評価)の結果に納得いかない!ということはあったかもしれませんが、
評価した人(先生)に対して、「この結果は納得できません!」という児童、生徒はあまりいませんね。
私も納得していました(素直?!?!笑)
人事評価の結果はどうでしょう。
評価した人(上司)に対して、納得いかない、ちょっと疑問に思ったとき、
「なぜ、この評価なのでしょうか?」と訊く人はそれなりにいると思います。
(それを訊くための評価面談がありますしね)
通信簿と人事評価、結果の納得性について、評価した人に訊く・訊かないの違いあるのは何故なんだろう・・・
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学校は、私たちが持っていない知識・技術・技能を先生が教えてくれました。
ですので、納得できない!と言えるだけの知識・技術・技能、
教えてもらった以上のことをを持っていないので、
照らし合わせることもありませんもんね。
だから、異議を唱えることはできないレベルだったんです。
しかし、人事評価はどうでしょうか。
評価表に書かれていることは、「身だしなみはきちんとしているか」とか、
「報告、連絡、相談はタイミングよくできているか」とか、
「周囲のメンバーに協力しながら仕事をしているか」とか・・・
正直なところ、社会人として「わかってるよ、そんなこと!!」という”当たり前”のことが
書かれています。
その理解度レベルは、上司と自分は全く変わりないんです。
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通信簿の違い・・・ここなんです。
通信簿は、知らないことをどれだけ習得できたのかの評価。
人事評価は、「わかってるよ!」ということを敢えて評価。
まずは、評価者も被評価者も、
「わかっているよ、こんなこと!」と思うことを
自己評価、他者評価しているということ認識して、
人事評価に向き合っていただきたいなと思います!