初対面でのコミュニケーション~名刺は最大限の情報~
2024年01月31日
1月も今日で終わり。
毎年のことながら、あっという間に2024年も12分の1が過ぎました。1か月間で何をしてきたかな…と振り返ると、年が明けるとそれだけで慌ただしい気持ちになってしまい、成果を残せていないと反省の月末です。
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先日、副業をしている方を知人に紹介されました。
その時、名刺交換のとき、「今一歩」があれば付き合いたいと思うのに・・・と思ったことがありました。
副業されている方は、私とのつながりを希望されていたようだったので紹介の運びとなりました。
初対面の際、その方に名刺を渡しました。
ごく普通の名刺の渡し方です。会社名と名前を名乗って・・・です。
しかし、相手の方は、知人の紹介もあり、きっとその方の名前などのプロフィールを私は知人から聴いているのだろうと思ったのか、名前も名乗りませんでした。そして、そのまま名乗らずに、ご自身のビジネスを紹介し始めました。
また、こちらが渡した名刺には目もくれず・・・
一通り話を聴いて、その場は終了。
私の率直な感想は、「この方とは、仕事をすることはない」です。
理由は、2つ。
1つ目は、名乗らなかったこと。
2つ目は、名刺に書いていることに全く触れず、自分のビジネスの話だけしかしなかったこと。
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初対面のとき、名刺交換のコミュニケーションはとても大事だと思っています。「名乗らない」はそれ以前の問題ですが・・・。
初対面の方からいただく名刺は、相手の方からいただける最大限の情報です。その最大限の情報から、いかに相手と信頼関係の第1歩を築けるかだと思っています。
そうなると、受け取った名刺にどれだけ関心を持って、会話につなげるかがビジネスコミュニケーションではないでしょうか。
例えば、私の場合ですと、次の3つのことを必ず実践しています。
① お名前(苗字・名前)にフリガナがなく読めない漢字であれば、必ず訊く。
そして、「そうお読みするんですね。初めて出会う読み方です」などお伝えします。
② 会社名の由来、会社のロゴマークの由来を訊く。
③ 名刺の裏を必ず見る。
例えば、グループ会社で、各事業所とその住所が書かれているようであれば、知っている場所を伝えてその土地に関する共通話題につなげる。
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「相手が自分に関心を持ってくれている」とわかると、相手はより自分の情報を話してくれます。そこから更に共通項ができて、関係性が高まります。そこで初めて、「この人の話をもう少し聞いてみよう」という次のステージである「ビジネス」につながるのではないでしょうか。
今回のことは、自分も気を付けようと思うとともに、いい商品を持っていても、初対面コミュニケーションの重要さを再認識した出来事でした。