素直な人~どんな人と働きたいか~
2021年08月10日
先日、午前と午後で2つの法人さんのコンサルティングがありました。
午前中は、介護施設の人事制度を構築するコンサルティング、午後は管理職の役割行動を作るというコンサルティングでした。
コンサルティングのテーマは異なりましたが、同じような話題が出ました。
✅ どんな人を採用したいか
✅ どんな人と働きたいか
という議論に対して、共通して出た意見が、「素直な人」。
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確かに、「素直な人」はどの職場でも欲しい人材です。多くの人が好む人材だと思います。
次の話題になったのが「素直な人」ってどんな人?
そこで、「素直な人」ってどんな言動する人なんだろうね…ということになりました。
私たちは職場で一緒に仕事をする上で、お互いに気持ちよく働けるのであれば、性格ではなく「言動」が大切だと思います。ただ、その性格からくる具体的な仕事の言動が問題なわけです。
そうすると、「素直な人」とはどんな言動をとるのでしょうか。
結構、具体的に挙げるとなると、難しいものです。
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そこで、会議では、「素直じゃない人」の例が挙げられました。
✅ もう少しこうするともっとよくなると思って、アドバイスすると、「注意された!」と受け取って、機嫌が悪くなる。
✅ 注意すると、「私だけじゃなくて、他の人もやってる」と他者を引き合いに出す。
✅ 自分の意見、話が通らないとその後、意見を言わなくなる。
すべて、よくいう「へそを曲げる」という言動になるということだと思います。
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となると「素直な人」ってどんな人なのだろう…
私なりの捉え方です。
✅ 思いもよらない指摘があったときに、否定的や攻撃的な反応をしない
✅ だからこそ、結構ガマン強い
✅ 注意されたとき、冷静に受け止められる
⇒ イラッとする気持ちを抑えて、事実を受け止められる
✅ 楽しい、嬉しい気持ちが心の底から嬉しがる
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「素直な人」…
具体的に…となると、なかなか思い浮かばないかもしれませんが、「どんな言動」の視点から、自分たちが求める人材を洗い出すといいのかなと思いました。
ホントに素直に頑張っているスタッフに感謝しつつ、あなたがいるから自院のモデルができる!ということをお伝えしたいですね。
皆さんの組織でも、求められる人材像を明文化していると思いますが、具体的な言動を更に洗い出すと、採用面接のとき、人事評価のフィードバックのときに明確な言動としてお示しできるのではないかと思います。