手作りマスクから考える創意工夫
2020年05月13日
どうしてもブログ冒頭は「新型コロナウィルス」になっちゃいますが…
明日から多くの自治体が緊急事態宣言解除となる見込みです。個人的には科学的な数値も示されていない中での解除にイマイチ納得がしていないところではありますが。と、言い始めると止まらなくなりそうなのでここまでで。
このたびの、”疫病”のことで色々と考えることも多々ありました。
その一つに「ないものは作ろう」です。
そう!マスク!
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マスクが手に入らないことから、手作りマスクがいい感じで普及しています。自分好みの絵柄や材質、それを楽しむことが今の国難の癒やしになっているのかなとも思います。
(個人的には、小池知事のレース柄マスクが欲しいです♥)
私も元々手作りが大好きで、小さい頃から針と糸を使ってました。編み物、裁縫、楽しかったなと今でも思います。母がそういう人だったからです。ここ10年ぐらいは、全然できていないのですが、必要なものや欲しいものを自分で作る楽しさはやはりいいものだと思います。
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娘が小学生のとき(約10年前)にちょっとだけ驚いたこと。
学校に雑巾を持っていかなければならなくて、それを”100均”で買えるということに、ある意味衝撃でした。「雑巾を買うんだ…」&そもそも売ってるんだ…
我が家は、母がそうだったからですが、タオルを捨てない家庭で、薄っぺらくなったタオルは重ねて運針して雑巾やバスマットにしていました。でもそれは、それぞれの家庭ことであって、雑巾を作ろうが、買うまいが関係ないことだとここ最近は思っていたところでした。
しかし、このたびの新型コロナウィルス感染のことから、針と糸、ミシンを使わなければ生きていけない!という生命安全欲求危機が発生したのだと思います。
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安易に「買う」ではなく、そもそも「買えない」という状況から、「ないものはあるもので作る」という昔(いい意味で)の考え方はやはり必要であると思います。「ないものはあるもので作る」には、大きな創意工夫があります。どうしたら、手元の材料で欲しいものを作れるか…です。
医療従事者の皆様に必要なフェイスシールドもしかりです。
知人の病院では、スタッフ自らがクリアファイルを使って制作していました。これもまた「生きるための危機を救うための創意工夫」!素敵スタッフです!
今を否定することではなく、制約された生活になって初めて、本当に必要なものがなにかを考える機会として、このたびの”疫病”を捉えることも大事なのかと思いました。
まだまだ、できることを一生懸命頑張ろう!