やる気スイッチ、面接者自身がもっていますか?(人事評価シリーズ25)
2019年03月23日
評価のフィードバック面接は次への動機づけにしたいですよね。
面接が終わって、被面接者が「何だかやる気も失せちゃうな」と思ってしまったなら、その面接はいい面接とは言いがたいです。
明日から、「すごく頑張る!」でなくても、「ちょっと頑張ってみようかな」程度な前向きに思ってもらえる面接ができるといいのではないかと思うのです。
お互いに忙しい時間を割いて行うフィードバック面接は、前向きになれる有意義な面接にしたいですね。
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そこで、「やる気が出る」「前向きになる」ときを考えてみました。
そもそも、やる気や前向きな気持ちは、自分自身がつくり出すものだと思います。
となると、面接者はやる気にさせるのではなく、「やる気、前向き」になるきかっけをつくる、仕掛けをする役割なのだと思うのです。
やる気になるときは、人それぞれです。
仕事そのものに「やる気」をもつ人もいれば、仕事以外に「やる気」をもつ人もいます。例えば、「明日から連休だから今日頑張ろう!」と思う人は、休日が楽しみな人です。「明日から連休でしたね。明日からを楽しみに今日頑張ってくださいね」のような声かけができるわけです。
「やる気スイッチ」は直接スタッフに聴くこともありだと思います。
スタッフに「やる気、前向き」を促したいのであれば、面接者自身がどんなときに「やる気、前向き」になるのか、その要因を自身がもっているのかも大切だと思います。自分が「やる気、前向き」になる方法を知らずして、スタッフに「やる気、前向き」を求めるのは、ちょっと違うように思います。
自分の「やる気スイッチ」、明確にもっていますか?